ブライトン、22歳の元U-21オランダ代表MFサマーフィル獲得へ 三笘にライバル?
日本代表MF三笘薫が所属するブライトン(イングランド)が、元U-21オランダ代表で、22歳のMFクリセンシオ・サマーフィルの獲得に動き出したことが18日までに明らかになった。 英スポーツサイト「トーク・スポーツ」によると、ブライトンがサマーフィルを保有するリーズと獲得交渉を開始したという。移籍金は3000万ポンド(約61億2000万円)とみられている。 サマーフィルは19歳で2020年9月に、プレミアリーグに昇格したばかりのリーズに加入。最初の2シーズンは控えに甘んじたが、3年目の2022-23年シーズンにレギュラーとなった。昨季はチームがイングランド2部リーグのチャンピオンシップに降格したが、ここで45試合のリーグ戦に出場し、19ゴール9アシストの好成績を収めた。 しかし、リーズは今季のプレーオフでサウサンプトンに敗れ、後一歩のところで1シーズンでのプレミアリーグ復帰がかなわず、サマーフィルら有力選手の離脱が確実な状況となっている。 そのサマーフィルの定位置が「4-2-3-1」の1・5列目の左サイド。これは三笘と同ポジションだ。今季の後半、腰の故障で戦列を離れた日本代表MFの控え選手は必要だが、31歳ハーツラー新監督のもと、レベルの高いイングランド2部リーグで頭角を現し、身体能力も高い22歳オランダ人ウインガーとのチーム内競争が始まる可能性はありそうだ。
報知新聞社