ルーマニア大統領選の第1回投票結果を取り消し 憲法裁判所がやり直し命じる
ルーマニア憲法裁判所は、6日、大統領選をめぐり、親ロシア派の候補者がトップに立った第1回投票結果を取り消し、やり直しを命じました。 先月行われたルーマニア大統領選挙では、ほぼ無名だった親ロシア派のジョルジェスク候補が第1回投票でトップに立ち、8日に決選投票が行われる予定でした。 ルーマニアの憲法裁判所は、6日、大統領選挙の公平性と合法性を確保するために、選挙手続きをやり直すよう命じました。新たな選挙日程が設定されるということです。 ロイター通信によりますと、ルーマニアの治安当局が4日に機密解除した文書では、ジョルジェスク候補は、TikTokの有料広告などで大々的に宣伝され、これにロシアが介入していたことが示唆されています。