国内初 走行列車の車輪の形を「自動で測定」装置開発 時速80キロまでの走行に対応 JR東海
JR東海は新幹線や在来線の走行する列車の車輪の形を自動で測定する装置を開発し、来年度以降順次導入すると発表しました。時速80キロまでの走行に対応できるのは国内初の技術で、装置を導入することで、乗り心地の維持や低コスト化が実現できるということです。
JR東海が開発した「車輪形状測定装置」は、走行中の列車の車輪の形をレーザーなどを使って測定し、摩耗度合いを自動で調べられるということです。 これまでは、一定の期間や走行距離で車輪を削るメンテナンスを行っていましたが、装置の導入によって、より適切なタイミングでメンテナンスでき、車輪の寿命が長くなり、低コスト化が実現できるほか、乗り心地の維持にもつながるということです また、時速80キロまで対応できるのは、国内初の技術だということです JR東海は、この装置について、来年度中に新幹線で、2026年度以降に在来線で、運用を開始する予定です。