エース・宮田笙子が首位 15歳ホープ・中村遥香2位、復帰の杉原愛子3位 22、23年覇者が予選落ち 体操女子
◆体操 ▽パリ五輪代表選考会兼個人総合全日本選手権 第1日(11日・高崎アリーナ) 女子予選が行われ、22、23年世界選手権代表で、エースの宮田笙子(順大)が合計54・966点で首位通過。大きなミスなく4種目を通し、得意の跳馬、床運動では全体トップの高得点をマーク。「やり切れた。とりあえず一安心。最後まで集中してやりたい」と、13日の決勝で初優勝を目指す。 2位は23年世界ジュニア金メダルの15歳ホープ・中村遥香(なんばク)で合計53・966点。3位は昨年現役復帰し、3大会連続出場を目指す杉原愛子(TRyAS)で合計53・432点。4位は昨年世界選手権代表の岸里奈(戸田市SC)で、合計53・232点だった。 昨年覇者の渡部葉月(筑波大)は、合計47・933点で47位。22年大会優勝の笠原有彩(順大)は合計48・798点で43位。直近2大会の女王は、上位27人による13日の決勝進出はならず、パリ五輪出場が消滅した。 女子の五輪代表は5人。女子の五輪代表は5人。全日本の得点を持ち越して争う5月のNHK杯で、上位4人とチーム貢献度で1人が決定する。
報知新聞社