<春に挑む・’22センバツ長崎日大>選手紹介/5 /長崎
◇守備に絶対的な自信 梅崎光星(こうせい)内野手=2年 内野の守備に絶対的な自信を持ち、投手からの信頼も厚い。ボテボテのゴロは一歩でも前に出てさばくなど「攻めの守り」を貫く。ノックでは試合をイメージし、アウトにできるタイミングで捕球、送球することを心がけている。4年前、センバツ観戦のため阪神甲子園球場に入った瞬間の感動が忘れられない。「あの甲子園でプレーできるなんて夢のよう」。出場機会があれば無失策でチームの勝利に貢献し、打撃でも結果を残すつもりだ。 (1)178センチ、64キロ (2)中里 (3)内野は全部こなせるユーティリティープレーヤー ◇両親への感謝を胸に 下坂聖磨(せいま)内野手=1年 中学時代は佐賀市の硬式野球チーム「佐賀藤本ベースボールクラブ」に所属し、九州大会で優勝した。だが全国大会はコロナ禍で中止に。高校では絶対に全国大会に出場しようと県をまたいで長崎日大に進んだだけに、センバツ出場決定を誰よりも喜んだ。同時に、野球に打ち込める環境を作ってくれた両親への感謝の思いも新たにした。「甲子園では自分が犠牲になってでもチームの役に立ちたい」。憧れの選手は西武の源田壮亮選手。 (1)175センチ、65キロ (2)大川桐薫(福岡) (3)堅実な守備で出場機会をうかがう ◇パンチ力はチーム一 前田拓海(たくみ)外野手=2年 小柄だがスイングが鋭く、パンチ力はチーム一。打球の強さと飛距離に自信を持つ。昨秋の九州地区大会では代打で出場したが、緊張して自分のスイングができず凡退。その悔しさを胸に冬場はバットを振り続けてきた。中学時代に県選抜に選ばれ、全国大会に出場した際のチームメートだった川口龍己投手を擁する山梨学院との対戦を望む。「甲子園ではしっかり準備して代打に備えたい」。理想の選手はヤクルトの山田哲人選手。 (1)168センチ、70キロ (2)諫早 (3)シュアな打撃でレギュラーを狙う ……………………………………………………………………………………………………… (1)身長、体重 (2)出身中 (3)監督から見た選手の特徴 〔長崎版〕