浮所飛貴や最年少8歳らジュニア90人が集結「新しい未来に向かって」2年ぶりお家芸復活も
STARTO ENTERTAINMENTのジュニアタレントによる公演「SHOWbiz 2025」が5日、東京・有明アリーナで行われた。 下は8歳から上は27歳まで、事務所の未来を担う総勢90人が集結した。グループの垣根を越え、少年隊の「かがやきの日々」「ALL STARS IsLAND」など先輩たちの楽曲をカバー、アレンジする形で全39曲を披露した。公演は13日まで開催され、全13公演で約19・5万人を動員予定。 ◇ ◇ ◇ 90人が伝統の継承と開拓を表現した。美 少年の浮所飛貴(22)が「僕たちができる最高のパフォーマンスをお見せします!」、少年忍者の織山尚大(21)が「つらいことは全部忘れて25年の新しい未来に向かっていきましょう!」とはつらつとあおり、1万5000人を「SHOWbiz」の世界にいざなった。 最年長の7 MEN 侍中村嶺亜(27)から、最年少の西巻染(8)まで平均は17・2歳。東京拠点のHiHi Jetsや、関西拠点のLil かんさいらが垣根を越えて、大規模なショーパフォーマンスを実現した。美 少年の岩崎大昇(22)は「こんなに集まれることがないからうれしい」、Lil かんさい嶋崎斗亜(21)は「円陣したけど円がすっごい長くて入れていない人もいた」と笑みをこぼした。 ステージでは1981年(昭56)にデビューした少年隊から、活動2年目を迎えるAぇ!groupまで世代を超えた楽曲を披露。バンドスタイルの7 MEN 侍、アクロバットを得意とする少年忍者など、各グループの個性をちりばめアレンジ。終盤には伝統の演出「ジュニアマンション」を約2年ぶりに披露。90人それぞれが部屋を模した鉄枠を携えて有明アリーナのスタンドを1周。“お家芸”を忘れなかった。 一方で、ジュニアグループのオリジナル楽曲披露はなかった。一貫して“見せる”ことにフォーカスした。HiHi Jets井上瑞稀(24)は「僕らがパフォーマンスをして、皆さんが喜んでくれる。その関係をいつまでも続けていけたらうれしいです。すばらしい仲間とファンの皆さまに見守られながら、明日への扉を開いていきたいと思います」と宣言。新年1発目のステージに所信表明の思いを乗せた。【望月千草】 ○…9歳のアンダーソンフェニックスが、今公演で唯一ソロ歌唱を披露した。18年から19年にかけて行われた東京・帝国劇場での公演の使用曲「願い…永遠に」を柔らかな歌声で披露。温かい拍手に包まれた。憧れの先輩は美 少年の岩崎で「歌がうまいから」と理由を説明。MCを務めていた本人を喜ばせた。真虎(10)と佐野斗真(12)も自己紹介に挑戦。佐野が憧れの先輩はKing&Prince永瀬廉(25)と明かすと、岩崎は「俺は廉君から服もらったことあるよ。今度ご紹介します」と張り合っていた。