与党過半数割れ!参政党はどう動く?
これから日本の政治は動いていく?!
MC鈴木「神谷さんのところには、いろいろな党からアプローチが来てるんじゃないかなと思います。実際どうなのでしょうか?」 神谷氏は「自民党から挨拶だけありました」、「立憲側からは何もない」と答えました。 今後、連立で与党が過半数にならなかった場合、例えば、政策的に国民民主党が協力できない案件で、参政党は協力できるというケースが発生することも考えられます。 MC鈴木「そうすると、日本の政治がどんどん動いていくような気がするんですけど、いかがですか?」 神谷氏は「自公政権が、こんなにぼろ負けするとは想定していませんでした」と語り、これからは「テコの原理でやればいいんじゃないか」と述べました。 自民党内の保守派が力を取り戻して、仮に「選択的夫婦別姓に反対しよう」と言われれば、「協力しないという理由はない」と神谷氏。一方、自民党が政治とカネの問題を曖昧にしたままにするなら「法案を作り直して、もっと厳格にやるべきだと野党側に協力する」と語りました。 神谷氏「どっちかの傘下について、なんでもかんでもいいですとはなりません。テーマ、テーマで良いことは賛成、ダメなものは反対という独立独歩のスタンスでいく」
参政党の考えに最も近い政党は?!
MC鈴木が「距離感的に、一緒にやれそうな政党はどの辺になりそうですか?」と質問。 神谷氏は、自作のグラフを掲げて「見たらわかるように、国民民主が一番近いです」とコメントしました。 神谷氏が作成したグラフの縦軸は積極財政と緊縮財政、横軸はグローバリズムとナショナリズムです。 「基本的に、ほぼ全部がグローバリズムで、参政党が唯一無二のナショナリズム政党」と神谷氏。 「比較的近いのは、国民民主ですが、LGBT賛成、選択的夫婦別姓も賛成と聞くとね……」と悩ましい表情を見せました。 グラフをこの2軸にした背景をMC鈴木が尋ねると「保守か改革かで言うとわかんなくなっちゃう。だから、グローバリズムとナショナリズムにした」と横軸について説明。 縦軸については、今回の選挙戦の争点が経済政策だったため「減税の積極財政か、増税の緊縮財政かでやると結構(政党ごとの)違いがわかるのではないか?」と考えたそうです。 MC鈴木「自民党が移動しているのが面白いですね。どういうことなのでしょうか?」 神谷氏は、安倍政権がアベノミクスをやった後、岸田政権はどんどん進み、石破政権はさらに、緊縮財政に進んでいると分析しました。 MC鈴木「日本の政党のほとんどがグローバリズムなんですね」 神谷氏は「アメリカでトランプさんが出てきたり、イタリアのメローニさん、ドイツのAfDとかが出てきて数年」であり、(ナショナリズム)の波はまだ日本に来てないと解説。 「結局、グローバリズムによる外資の参入が、日本の経済をダメにしていて、日本人の賃金を押し下げている」と主張しました。 神谷氏「これから国民が気付き始めると思います。これから、第2第3の『反グローバリズム政党』を作る人が出てくる」 MC鈴木「アメリカの大統領選を見ていても、この横軸が本当に重要な争点になっています。だから、日本で今後さらに参政党の立ち位置が際立ってきますね」 ヨーロッパでは「極右政党」と言われていますが、「極右じゃなくて、ナショナリズムなんだよね」という理解を国民に広めていかないといけないと神谷氏は力を込めました。