『ぼくのお日さま』の主演に抜擢 15歳の新星・越山敬達が尊敬する EBiDANの先輩とは
どんな仕事も楽しんでやれるようになりたい
――池松壮亮さんとの共演など、どのようなことを学んだ現場でしたか? 池松さんからは、なにより楽しく撮影をすることがいちばん大切だということを、学ばせてもらいました。 実際、この作品の後、ドラマ「天狗の台所」からは、自分でも楽しく仕事をすることをモットーにしています。 あと、池松さんにはセリフの言い回しや心構えみたいなものも教えていただきましたし、現場の雰囲気作りなど、いろんなところでフォローしていただきました。 ――この作品では、どんな越山さんが観られると思いますか? これまでに出演した作品の僕は、どこか演技というものに縛られている感じだったと思います。でも、『ぼくのお日さま』での僕は、本当に楽しい表情とか、本当に辛い表情をしていると思うんです。 じつは奥山さんの狙いもあって、僕と中西さんは事前に台本を渡されていません。だから、完成した映画を試写会で観たときに、僕のリアルがマジで見られる映画だと思いました(笑)。 ――今後の希望や展望、憧れの先輩にについて教えてください。 歌もダンスもやるEBiDANとしての活動と俳優としての活動、それからモデルとしての活動とか、いろいろやっていける人になりたいです。苦手な歌は、今後の大きな課題ですけれど……(笑)。 あと、繰り返しになってしまいますが、どんな仕事でも楽しんでやれるようになりたいです。10月から放送される「天狗の台所 Season2」の撮影はこれからなので、今からとても楽しみです。憧れの先輩は、EBiDANの先輩でもある佐野勇斗さん。なんでもできる方なので、とても尊敬しています。 越山敬達(こしやま・けいたつ) 2009年4月21日出まれ。東京都出身。15年よりモデル・俳優としての活動を始め、「私の正しいお兄ちゃん」(フジテレビ・FOD)、「サヨウナラのその前に」(日本テレビ)、「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジテレビ)などのドラマに出演。主要キャストのオン役を演じた「天狗の台所」(BS-TBS)は、24年10月から「Season2」が放送予定。
くれい 響