中尊寺で一年の幸福を願い、恒例の「金盃披き」 参加者が8合の酒を飲み干す 岩手・平泉町
IBC岩手放送
平泉町の中尊寺で8日、1年の幸福を願いながら金色の盃で酒を飲む「金盃披き」が行われ、参加者が五穀豊穣などを願って注がれた酒を飲み干していました。 【写真を見る】中尊寺で一年の幸福を願い、恒例の「金盃披き」 参加者が8合の酒を飲み干す 岩手・平泉町 中尊寺の金盃披きは、元日から続いた1年の平安を願う「修正会」と呼ばれる法要が無事に終わったことを祝い、毎年1月8日に行われているものです。 金盃は大・中・小の三種類で一番大きな盃には3合半の酒が入り、大中小全て合わせると末広がりの8合となりますが、コロナ禍を経て2024年に金盃披きが再開されてからは、参加者の多くが升を使います。 (参加者は) 「9か月の息子がいるので、家族健康で一年過ごせることが一番かなと思ってます」「美味しく頂きました。私、消防署長をやっておりますけども、一関市、平泉町で災害が無い年であればいいなと思っております」 2025年の金盃披きには町内外からおよそ150人が参加し、1年の幸福や五穀豊穣を願いながら酒を飲み干していました。
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