ドラマ『VRおじさんの初恋』に出演する田中麗奈（芦原飛鳥役）

　主演・野間口徹、原作漫画・暴力とも子のドラマ『VRおじさんの初恋』（NHK総合／4月1日より毎週月～木曜22時45分）の追加キャストとして、田中麗奈、柊木陽太、前原滉、井上音生、堀内敬子、細田善彦、瀬戸芭月、青木柚の出演が決定。併せて、コメントが到着した。 【写真】柊木陽太が田中麗奈の息子に！「VRおじさん」野間口徹と出会う中学1年生役 　本作は、現実世界とバーチャル世界を行き来し、今までとは違う人生を見つけようとする中年男性・遠藤直樹（野間口徹）を描く新しい形のヒューマンドラマ。倉沢杏菜が主人公のアバター、井桁弘恵がVR世界で出会う美少女アバターを演じる。 　田中が演じる芦原飛鳥は、自身で起業したIT会社の社長であり、中学生の息子・葵を1人で育てる公私ともにエネルギッシュな人物。しかし、自身の親との間には問題を抱えているという役どころ。その息子・葵を演じるのは柊木。頭が良く成績も優秀だが、学校生活では同級生たちになじめないでいる中学1年生。あるきっかけで、直樹と出会う。 　田中は自身の役について「私の演じる飛鳥は、シングルマザーでIT会社の社長です。働きながらも、お母さんでそして娘でもある。彼女と自分を重ねながら演じていくのはとても幸せで、彼女と共に味わう胸のチクチクも含めて『VRおじさんの初恋』と共に過ごす日々が毎日愛おしく感じています」とコメント。自身と同い年の役柄に挑戦する柊木も「葵の第一印象は、人付き合いが苦手かなと思いました。でも演じていくと優しい子だと感じました。葵と同じように人間関係を築くのが苦手な直樹さんと不思議と心が通じ合う温かい雰囲気が出せるように、優しい気持ちで役作りをしました」と語っている。 　また、飛鳥の部下で癖のある堀耕助役の前原は「原作も台本も素敵で、特にVRの世界がどのように映像化されるか私自身も楽しみで仕方ありません」、葵のVR世界のアバター・アオイ役の井上は「原作を拝読して、終了間近の美しいVR世界で恋をする直樹の現実との差やホナミと出会い変化していく心情が繊細に描写されていてとても惹き込まれました」と原作についても交えてコメント。 　直樹の隣の席に座る同僚・佐々木瞳役の堀内は「生きづらさを抱える方にとって、自分を否定せずに、小さな一歩でも前進することが大切だと思える作品になっていると思います」、直樹の年下上司・澤田龍之介役の細田は「台本を捲ると、人の痛みに寄り添った優しい物語でした」と本作についての感想を明らかに。 　直樹の同僚で仕事をそつなくこなす優秀な若手社員・加藤真美役の瀬戸は「作品を通して、あとちょっとの勇気が欲しい方の心に寄り添えると嬉しいです」、直樹のオフィスが入るビルにあるコンビニの店員・荒井優人役の青木は「色々な環境の中で、常に揺らがず同じ自分で居る事は難しい。そんな個人的な感覚の置き所を、この作品のもつ温かいグラデーションのどこかに見つけた気がします」とそれぞれコメントを寄せた。 　ドラマ『VRおじさんの初恋』は、NHK総合にて4月1日スタート。毎週月曜～木曜22時45分放送（全32回）。 　※追加キャストのコメント全文は以下の通り