【MLB】Dバックスがフィリーズ4連戦に勝ち越し 2位タイに浮上 戦列復帰のケリーが5回2失点で3勝目
【フィリーズ5-12ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド
日本時間8月12日、ダイヤモンドバックスは本拠地チェイス・フィールドでのフィリーズ4連戦の最終戦を迎え、途中出場のコービン・キャロルを含む全員安打を記録するなど、12対5で快勝。強豪フィリーズとの4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、パドレスと並ぶ地区2位タイに浮上した。ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーは4ヶ月ぶりの復帰登板で5回3安打2失点の力投を見せ、3勝目(0敗)をマーク。フィリーズ先発のクリストファー・サンチェスは5回途中12安打7失点と打ち込まれ、8敗目(8勝)を喫した。 【動画】ダイヤモンドバックスのコービン・キャロルが11号2ランを放つ 1回表にアレック・ボームのタイムリー二塁打で2点を先制されたダイヤモンドバックスは、1回裏にランドール・グリチックのタイムリーで1点を返すと、3回裏にはエウヘニオ・スアレスの同点タイムリー二塁打、エイドリアン・デル・カスティーヨの勝ち越し2点タイムリーなどで一挙4得点。5回裏二死満塁のチャンスではジェイク・マッカーシーが走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、8対2とリードを広げた。6回裏にケビン・ニューマンのタイムリー二塁打で1点を追加したあと、7回表に2本のタイムリーなどで3点を返されたが、7回裏にマッカーシーのタイムリーとキャロルの11号2ランでダメ押しの3得点。打線が18安打を放ち、12対5で快勝した。 これでダイヤモンドバックスは貯金を今季最多の13とし、パドレスと並ぶナ・リーグ西地区2位タイに浮上。首位ドジャースとのゲーム差は3.5となっている。故障者続出で先発投手のやりくりに苦労してきた今季のダイヤモンドバックスだが、ここにきてエデュアルド・ロドリゲスとケリーが復帰。ザック・ギャレン、ブランドン・ファート、ライン・ネルソン、ジョーダン・モンゴメリーと合わせ、ようやくベストの布陣が揃った。メジャー最多得点を誇る打線は強力であり、投手陣の立て直しに成功すれば、昨季のリーグ王者が首位ドジャースをとらえる日は遠くないかもしれない。