【衆院選2024・三重2区】候補者4人の接戦区で繰り広げられるあの手この手の戦略 深夜のライブ配信に忍者の援軍も
デジタルとアナログの二刀流 自民党の前職・川崎秀人氏
スニーカーを履き、機動性重視の服装で選挙に臨むのは、自民党の前職・川崎秀人さんです。 自民(三重2区) 前職 川崎秀人氏(42): 「この鈴鹿市の発展が三重県の発展につながり、ひいては中部の発展、それが東京一極集中を是正する」
川崎さんには毎晩の日課があるといいます。自宅の一室で始めたのは、仮想ライブ空間「SHOWROOM(ショールーム)」でのライブ配信。政治家初の公式ライバーとして、137日連続で毎日配信を続けています。配信で支持を訴えることはありませんが、激励のコメントに「心の中ではめちゃくちゃ焦ってます」と思わず本音も…。 曾祖父から4代続く政治家の家系。しかし、SNSはすべて自分で運用するなど「っぽくない政治家」を目指しています。 ただ、デジタル一辺倒というわけではありません。街頭での演説や個人演説会にも汗を流します。 自民(三重2区) 前職 川崎秀人氏(42): 「今回の自民党がやってしまった不祥事は、直接皆さんに言葉を届けるのが必要だと思うので、直接会うアナログな手法が重要だと思っています」 デジタルとアナログの二刀流で幅広い世代に支持を訴えます。
心強い援軍の正体は…? 日本維新の会の新人・森口あゆみ氏
維新(三重2区) 新人 森口あゆみ氏(59): 「子どもたちの権利を守っていく、政策を実現していく、それが私の思いでございます」 こう訴えるのは、日本維新の会の新人・森口あゆみさんです。 森田さんには心強い援軍がいるといいます。その援軍とは、黒装束に、黒い頭巾、全身黒ずくめの忍者。この日も忍者を引き連れて四日市駅で演説を行っていました。
忍びの里・伊賀市出身の森口さんは、地域活性化のため、忍者を活用したイベントや飲食店などをプロデュースしてきました。忍者が姿を見せない日でも、演説中の森口さんの腰元には手裏剣がついています。 維新(三重2区) 新人 森口あゆみ氏(59): 「手裏剣と“伊賀組みひも”なんです。地域活性と地域経済の復興を約束しているので、つけています」 投開票までに再び忍者は現れるのでしょうか。森田さんに聞いてみると「最終日までにどこかで…忍者ですから突然出てくると思いますので、楽しみにしていてください」と話しました。 10月15日に公示された衆議院議員選挙は、10月27日(日)に投開票です。