【高校ラグビー】花園で開幕 城東のCTB小野晏瑚が選手宣誓「この世界に夢と希望を与えたい」
◇全国高校ラグビー大会1回戦(2024年12月27日 花園ラグビー場) 51チームが参加する第104回大会が、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕した。 コロナ禍では開催されていなかった開会式は、前回大会で4大会ぶりに実施された。今大会では、城東の高校日本代表候補CTB小野晏瑚主将(おの・あんご、3年)が選手宣誓した。 「私たちは、104回という全国高等学校ラグビーフットボール大会の歴史と伝統を感じ、花園という憧れの舞台に立てる喜びで胸がいっぱいです。 私たちがラグビーに打ち込めるこの環境は、多くの方々の支え、そして平和の日々によって成り立っています。災害などの苦しみの中で、夢をかなえることが難しい方々もいらっしゃいます。 私たちにできることはプレーすることだけですが、参加選手全員が一つになり、この世界に夢と希望を与えたい。そんな願いをラグビーで体現します。 これまでラグビーを進めてこられた全ての方々、そして応援してくださる多くの方々への感謝を忘れず、それぞれが代表という自覚を持ち、最後の瞬間まで一つ一つのプレーに魂を込め、全力でプレーすることを誓います」 きょう27日の1回戦から試合が始まり、来年1月7日の決勝まで熱い戦いが繰り広げられる。