ユヴェントス、サンチョの買い取り義務付きレンタルを検討も…高額年俸がネックに?
ユヴェントスがマンチェスター・ユナイテッド所属のイングランド代表FWジェイドン・サンチョへの関心を強めているようだ。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。 現在24歳のサンチョは2021年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍加入。加入後2シーズンは主力として多くの試合に出場したものの、昨シーズンは規律問題およびエリック・テン・ハフ監督との関係悪化により、トップチームから追放状態に。1月にドルトムントへレンタルで放出されると、シーズン後半戦のみの在籍ながら公式戦21試合出場3ゴール3アシストという成績を残し、11年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献した。 レンタル期間の満了に伴い、今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ復帰したサンチョだが、その去就は依然として不透明。パリ・サンジェルマン(PSG)やチェルシーらが獲得に興味を示していることから、今夏の移籍の可能性が取り沙汰されている。 報道によると、ユヴェントスも今夏の移籍市場開幕当初からサンチョへ関心を寄せ続けているとのこと。チアゴ・モッタ監督の下で新たなスタートを切った同クラブはアタッカーの補強を希望しており、フィオレンティーナ所属のアルゼンチン代表FWニコ・ゴンザレスとともにサンチョの動向を注視しているようだ。ユヴェントスは一定の条件下で発動となる4000万ポンド(約76億円)の買い取り義務が付随したレンタル移籍を検討しているものの、2000万ユーロ(約32億円)とも報じられている同選手の年俸が交渉の障壁となっているようだ。 複数のクラブからの関心が報じられながらも、大きな動きがないまま移籍市場の最終盤を迎えたサンチョ。果たしてユヴェントスはオファーを提示するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
SOCCER KING