パリ五輪・楢崎智「大事な年」 動作改善で疲労軽減目指す
スポーツクライミング男子でパリ五輪代表の楢崎智亜が4日、茨城県龍ケ崎市内で新年の初トレーニングを公開し「大事な年がやってきたことで一層気合が入る。金メダルを目指したい」と力強く抱負を語った。 昨年8月の世界選手権の複合で3位に入り、五輪切符をつかんだ。高い身体能力を生かした動きが武器だが、苦手意識のあるリードではダイナミックさが疲労につながるため、昨秋から体の動かし方を見直した。東京五輪銅メダリストの妻、啓代さんのサポートも受けながら、体幹を意識したトレーニングを重ね「格段に良くなっている。同じ動作でも疲れが全然違う」と手応えを得た。