「左の胸元に投げたい」ソフトバンク・オスナが約2カ月ぶりの実戦で注文 城島健司SCが期待する育成2年目捕手「結構首を振られた」
◆交流戦・ソフトバンク3軍1―1四国アイランドリーグplus徳島(10日、タマスタ筑後) ソフトバンクの育成2年目、盛島稜大捕手(20)が、実戦復帰したオスナをリードした。「普段(球を)取れない投手だし、1軍でホークスの守護神。一流の球を捕って、組み立て方などを学んだ」と目を輝かせた。 ■ギータ打撃練習に超豪華メンバーが集結【動画】 城島健司球団会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーター(SC)が期待する大型捕手は、この試合は先発として2回を投げたオスナとバッテリーと組むことを「昨日うわさで聞いた」と話す。スタメンマスクをかぶった盛島は、当日に先発メンバーを知って実感が湧いたという。 試合前のブルペンで伝えられたのは「左(打者)の胸元に投げたい」。約2カ月ぶりの復帰登板だったオスナの意志は伝わってきた。盛島も「そこに投げやすいように構えるなど、工夫しようと思った」と振り返る。 試合後のオスナは「60~65%」の出力と明かした。サインに「首を結構振られた」と明かす盛島も「多分、全力では投げていない」と感じていた。その上で「それでも3、4軍の投手よりオーラがあった。今日の経験を次に生かす」。貴重な体験を必ず糧にする。(浜口妙華) 【#OTTOホークスファーム情報】
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