【徳山ボート KRY山口放送杯争奪戦】西橋奈未 ジカ捲りを決めて6強入り
ボートレース徳山の「KRY山口放送杯争奪戦」は4日目を終え、優勝戦メンバーが出そろった。3日目の準優勝戦12Rでは西橋奈未（28＝福井）が2コース捲りを決めた。 準優勝戦ラスト。西橋は「スタートは遅れたけど、伸び返した」と振り返るコンマ18の仕掛けからインで28と立ち遅れた湯川浩司をジカ捲りで叩くと、続く2マークも全速で回り、バックで迫った森定晃史を振り切り1着。8月16日のびわこ以来となる今年8回目の優勝戦進出を決めた（徳山では2020年10月15日のヴィーナスシリーズ第14戦2回目）。 レース後は「3日目までのいい感触はなかった。バチっと合っていない」と52号機が万全の出来ではなかったことを語った。しかし「合えばバランスが取れて全部がいい」なら、調整に集中して3日目の状態を取り戻すに違いない。 ファイナルは2号艇。3月10日の三国以来、今年2回目の優勝（通算では7回目）を目指して準優勝戦同様の積極策に出るのか。それとも絶好枠に入った小林泰の懐を突く鋭角差しが勝負手なのか。大いに注目したい。
