今年の景気は?トランプ次期大統領の政策に注目
熊本朝日放送
株式市場は6日、新年最初の取引「大発会」で、熊本市中央区の大熊本証券も仕事始めを迎えました。 出田信秀社長は、今年の株価の動向に大きく影響する動きとして、今月20日のアメリカトランプ次期大統領の就任をあげました。 出田社長 「どのような政策をやってくるかを世界が注視していると思います。懸念事項も関税の問題とかありますので、外交でどれだけ解決するかということが、各国問われているところだと思います」 「関税がすごく注目され、戦々恐々としている感じだが、民主党よりも、経済にとってはプラスのことをしてくるのではないか」 「特に減税をしっかりやってくると思われるので、日本にとっても世界にとっても投資しやすい環境がつくられていくのでは」 一方、国内では、去年始まった新NISAや東証で進められる市場改革で、貯蓄から投資の流れはさらに進むとしています。 出田社長 「ますます貯蓄から投資へ今後進むだろうと思います。日経平均も今後上昇していくと考えています」 6日の日経平均株価は、去年の年末の終値と比べ、上昇して取引を開始しましたが、終値は3万9307円05銭で、年末の終値の587円49銭安となりました。 なお、熊本の経済について「TSMCが去年、本格稼働し今年、経済効果が実を結んで現れてくるだろう。見通しは明るい」としています。