志田こはく、念願の「梅棒」参戦! “父親”多和田任益が太鼓判!
ダンスとJ-POPを組み合わせたパフォーマンスで人気を誇るダンスエンターテインメント集団「梅棒」。劇場での主催公演に加え、「嵐」や「AKB48」など人気アーティストのLIVE やNHK紅白歌合戦、宝塚歌劇団、2.5次元舞台などでの振付・演出でも活躍する彼らの1年ぶりとなる完全新作『クリス、いってきマス!!!』が上演される。ゲスト出演者のひとりに名を連ねるのが、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でスーパー戦隊シリーズ初の21世紀生まれのヒロインを務めるなど、多ジャンルでの活躍を見せている志田こはくである。志田と彼女が本作に参加するきっかけとなったという多和田任益(梅棒)が公演に向けた想いを語ってくれた。 【全ての写真】多和田任益、志田こはくの撮り下ろしカット クリスマスをテーマにした本作で、多和田はかつてサンタクロースの後継者候補の一人であり、いまもサンタクロースに因縁があるビクターを、志田はビクターが溺愛する娘のアンバーを演じる。 ――志田さんが今回、梅棒に出演されることになった経緯からお聞きしたいと思います。 志田 1年くらい前に多和田さんから「こはくちゃんにぴったりだと思うんだけど」とお誘いをいただいて、初めて梅棒の公演を見せていただいたんです。 多和田 梅棒の16回公演の『曇天ガエシ』の稽古の時期がに、こはくちゃんが出演していた「ドンブラザーズ」が最終回を迎える頃だったんですけど、僕、ドンブラザーズ放送開始当初からドハマリしていて。僕自身、特撮出身でいつも見てるんですけど、こはくちゃんの芝居を見れば見る程「この子は梅棒のヒロインにぴったりなんじゃないか?」と思ってたんです。当時は全く面識もなく、画面を通して見ていただけなんですけど(笑)。僕は梅棒と特撮ってすごく相性がいいと思ってるんですよ。梅棒はノンバーバルだけど、特撮も表情で子どもたちに感情を伝えないといけない部分が多いじゃないですか? 当時から稽古場で(演出の伊藤)今人さんに、こはくちゃんの変顔とか見せて「絶対に合うと思うんです」って一生懸命プレゼンしてたんです。 志田 そうなんですか(笑)? 多和田 そうしたらちょうど、僕がやっていた仮面ライダーシノビがドンブラザーズと同時期に放送されていた「仮面ライダーギーツ」のスピンオフ作品「ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーン meets 仮面ライダーシノビ」が制作されることになって、それにこはくちゃんのお姉さんの志田音々ちゃんも出演していたんです。「これは運命かも!」とちょっと期待しながら、現場でこはくちゃんに負けず劣らず個性的な音々ちゃんと話していたら、こはくちゃんも誘って梅棒を観に来てくれるって言ってくれて。そんな流れで去年の『曇天ガエシ』を見に来てくれたんです。会ったのはその時が初めてだよね? そこで「いつか出てほしいです」と。 志田 ご縁ですよね、本当に。公演を拝見して、お客さんを巻き込んで一緒に楽しむ感じがすごく面白くて、「やってみたい!」と思いました。 多和田 ちなみにお会いする前に、梅棒のすいーつ(野田裕貴)さんを誘って、Gロッソシアターの「ドンブラザーズ」のショーも観に行きましたから。すいーつさんも「確かに梅棒に合いそう。出てほしいね」って言ってました。 志田 激推しってことですね(笑)。 ――正式に出演が決まってのお気持ちは? 物語や役柄についてはどんな印象を持たれていますか? 志田 私の最初のお仕事が舞台だったので、また舞台稽古ができることが嬉しかったですし、とにかくダンスが大好きなので楽しみたいです。多和田さんがお父さんの役なんですよね(笑)。 多和田 父です(笑)。ありがとうございます! 志田 私が演じるアンバーはわんぱくで活発な女の子なんですけど、私そのものだなと。でも、とある事情で温かいハワイで過保護に育てられているという設定なんです。それをどうやってダンスで表現するのか楽しみですし、お客さんにもクリスマス気分を味わって楽しんでもらいたいです。 個人的には生駒(里奈)さんとの共演が楽しみで、演技はもちろんですけど乃木坂46時代からダンスを見てたので、クリスという役をどんな風に表現されるのかすごく楽しみです。 多和田 生駒ちゃんも(志田との共演を)すごく楽しみにしてたよ。「志田こはくちゃんの出演が決まったよ」と言ったら「っしゃー!!」って(笑)。