大阪・造幣局「桜の通り抜け」始まる 初日は3分咲き
大阪・造幣局「桜の通り抜け」始まる 初日は3分咲き THEPAGE大阪
大阪の春の風物詩「桜の通り抜け」が8日、大阪市北区にある造幣局ではじまり、朝から多くの見物客でにぎわいをみせ、様々な品種の花々を楽しんだ。期間は14日まで。
造幣局によると、八重桜など133品種・349本の木々が並び、毎年多くの観光客らが詰め掛けることで知られている。同局の南門から北門への約560メートルにわたる一方通行で、咲き誇る桜を楽しめるため、今年は約60万人の人手を見込んでいるという。 大阪府岸和田市から来たという70代の男性は「まだまだこれからやな。けど、もう1回来る楽しみもできたと思うわ。この咲き初めはこれでええかな」と笑顔で話していた。 また、神戸市から来たという60代の女性は「春が来たという実感というか、ソメイヨシノが散ってもこれがあるから、お花見はまだできるのでうれしいです」などとうれしそうに語っていた。 この通り抜けは入園が無料で、平日は午前10時~午後9時、土・日曜は午前9時から行われている。