タジキスタンがPK戦を制してベスト8に進出! UAEは後半ATに追いつくも無念の惜敗【アジア杯】
1-1でPK戦に突入
カタールで開催されているアジアカップのラウンド16が現地1月28日に行なわれ、タジキスタンとUAEが対戦。タジキスタンが1-1で突入したPK戦を5-3で制し、ベスト8に進出した。 【アジア杯PHOTO】日本の勝利を信じて応援に駆け付けた日本代表サポーター!(part1) グループAを2位で通過したFIFAランキング106位のタジキスタンと、グループCを2位で突破した同64位のUAEが激突。試合序盤から、互いに積極的に攻め合う展開になった。 UAEはボール保持率で上回って相手を押し込み、9分にはカイオ・カネドがシュートを放つ。対するタジキスタンは、相手DFの背後を狙う長い距離の縦パスで打開を図る。 そのなかで、先制したのはタジキスタンだった。30分、左CKの流れからゾイル・ジュラバエフが上げたクロスに反応したバフダト・ハノノフが、見事に頭で合わせて押し込んだ。 ビハインドになったUAEは攻勢を強め、38分のザイド・スルタンによるシュートなどチャンスを作ったが、得点には至らない。前半はタジキスタンの1点リードで終わった。 迎えた後半も、ボールを握るUAEと、縦への速い攻撃を仕掛けるタジキスタンの構図のなかで、後者が立て続けに得点機を迎える。55分にエフソン・パンジュシャンベ、58分にはアリシェル・ジャリロフがシュートを放ったが、ともに相手GKハリド・エイサに阻まれた。 追いつきたいUAEは、78分に途中出場のアリ・サレーが右足を振るが、枠を捉えられない。さらに、90+1分にはヤヒヤ・アル・ガサニのミドルシュートが、惜しくもポストに直撃する。 このまま終了するかと思われた90+5分に、UAEが追いつく。アリ・サレーのFKに反応したハリファ・アル・ハマディがヘディングシュートを叩き込んだ。 今大会初となる延長戦は互いに譲らず、同点のままPK戦に突入。これをタジキスタンが5ー3で制した。 この結果、タジキスタンは初出場で準々決勝に進出。一方、UAEは3大会連続のベスト8はならなかった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「歴史を作った」タジキスタンが死闘を制す! 初出場で8強進出の快進撃に海外ファン喝采!「ダークホースだ」「敬意を表したい」
- 「やっぱ強いなー」インドネシアに4発で8強進出!オーストラリアの大勝にファン注目!「失点少ないの良いね」【アジア杯】
- 「僕はウェルカム」まさかの16分も!久保建英が“異常に長い追加タイム”を肯定する理由「モヤモヤすることもなく...」【アジア杯】
- インドネシア戦の南野拓実を「3点」の低評価。闘莉王が残念がったのは?「技術とかの問題ではなく...」【アジア杯】
- 伊東、堂安、毎熊、菅原。森保ジャパンの右サイド、ベストの組み合わせを探る。バーレーンが引き気味に構えるなら...【アジア杯】