生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?第18回:バレンタイン編。ComfyUIの環境を整える (西川和久)
インストールした後にすることは?
前回、環境構築その1としてComfyUI-Managerをインストールしたが、これだけではまだ足りない。もう少し足して使いやすい状態にしてみたい。 生成AIグラビアギャラリー 今回追加する要素は3つ。 1つはa1111-sd-webui-tagcompleteの様に、Prompt入力途中でキーワードなどの候補を上げてくれる機能。基本的にPromptは英語。ミススペル防止や、途中まで入れるといろいろな候補が並び、こんなのあるのか!的な発見もできる。 次に入れるのはWorkflow管理系。処理したい内容によって毎回ComfyUIへjsonファイルをドラッグ and ドロップするのは面倒。Workspaceに分けて置きっぱできる機能だ。 最後はリソースモニタ。WindowsやLinuxでこの手のモニタ系アプリはあるが、やはりComfyUI内で見えた方が便利。同時に痒い所に手が届くNodeも追加される。 各カスタムNodeのインストール方法は、メジャーどころはComfyUI-Managerの一覧に入っているので[Install Custom Node]を選び、左側のFilterは[not-installed]、右側の[Search]にキーワードを入れ検索。 発見したら[Install]を実行、[Restart]して戻ると(要ブラウザReload)インストールされている。 今回は大丈夫だと思うが、コンフリクトやBUGでComfyUI自体が起動しなくなるケースがたまにある。 こんな時はあわてず、[ComfyUIフォルダ]/custom_nodesの直近で入れたカスタムNodeのフォルダを削除して、ComfyUIを再起動すればOKだ(もしくはファルダ名の後ろに.disabledを付ける)。
ComfyUI-Custom-Scripts
a1111-sd-webui-tagcompleteのような機能を追加するComfyUI-Custom-Scriptsは、2段階のインストールが必要となる。まずは先のCustom-Scriptsで検索してインストール。次はタグが入ったファイルを設定する。これでPromptの入力が楽になる!
【関連記事】
- 生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?第18回:バレンタイン編。ComfyUIの環境を整える (西川和久)
- 生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?第17回:新技術をすぐ試せるComfyUIのインストール・使いかた (西川和久)
- 生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?第16回:指問題解決!?Hand Refiner (西川和久)
- 生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?第15回:SDXLでのControlNet活用方法その2+ 衣服を固定できるOutfit Anyone (西川和久)
- 生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?第14回:2023年下半期まとめ+α 13回分を振り返る (西川和久)