浦和、ソルバッケンが埼スタデビューも黒星「ファンの皆さんに申し訳ない」 64分間でシュート0本
◆明治安田J1リーグ▽第16節 浦和1―2町田(26日16時・埼玉スタジアム、3万9460人) 浦和のノルウェー代表FWオラ・ソルバッケン(25)が埼玉スタジアムでJリーグデビューした。 今季、イタリア1部ローマから期限付き移籍で加入。22日のルヴァン杯・長崎戦(トラスタ、0●1)に途中出場で移籍後初出場し、この日はホームでリーグ戦初出場を飾った。 長身189センチのドリブラーは4―3―3の左FWで先発。前半45分にショルツ、チアゴサンタナ、岩尾憲とパスがつながり、安居海渡がスルーしたボールを左サイドで受け、オーバーラップした渡辺凌磨へパス。再びボールを受けて送ったラストパスは得点につながらなかった。後半19分までプレーし、シュート0本。「良い部分も悪い部分もあった。ボールのリズム、選手との連携など、もう少しコンディションを上げていきたい」と振り返った。 2月のリーグ開幕前から負傷離脱が続き、長いリハビリを経てピッチに立った。「去年の11月から公式戦から離れていた。11週間ほどケガで離脱したので、この試合をプレーするにあたってポジティブな要素があった。プレーするほど、どんどんコンディションが上がっていくと良いと思う」。この日のプレー時間は64分間。「もちろん体に疲れはある。今の自分にとってはベンチに下がるには良い時間だったと思う。次はもっといけることを願います」と見据えた。 埼玉スタジアムには観客3万9460人が来場し、浦和サポーターの大声援が響いた。「本当に素晴らしいサポートでした。常にシーズンを通して彼らは素晴らしい雰囲気を作ってくれる。やっと応援をピッチで感じられた。ただ、今日のファン皆さんは勝ちに値する応援をしてくれてたのに申し訳ない気持ちです。また土曜日に皆さんの応援が必要になってきます。神戸を倒さなきゃいけない」と力を込めた。
報知新聞社