肥薩おれんじ鉄道の列車と車が衝突 車の女性(73)搬送も意識あり 運転士「遮断機下りていたが…」
鹿児島読売テレビ
9日夜、出水市の肥薩おれんじ鉄道の踏切で普通列車と軽乗用車が衝突する事故がありました。車を運転していた女性(73)は病院に搬送されましたが、意識はあるということです。 事故があったのは出水市中央町の古市踏切です。警察によりますと9日午後6時10分ごろ、出水駅から川内駅に向かっていた肥薩おれんじ鉄道の普通列車と軽乗用車が踏切内で衝突しました。この事故で軽乗用車を運転していた阿久根市の女性(73)が頭から出血し、病院に搬送されましたが、意識はあるということです。列車に乗っていた乗客、乗員計8人にケガはありませんでした。 運転士の男性は「遮断機は下りていたが車が入ってきて、急ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。 この事故の影響で肥薩おれんじ鉄道は一時運転を見合わせましたが、約2時間後に再開しました。 警察が事故の詳しい原因を調べています。