エース菅野智之 チームの危機に緊急登板を自ら志願 村上からの打順で3者三振と「かっけぇ」投球
◇プロ野球セ・リーグ 巨人-ヤクルト(23日、東京ドーム) 0-1とリードされた4回、ヤクルトは4番村上宗隆選手からの打順。 マウンドには菅野智之投手。2回には同じく村上選手の打順から1点を失っています。 村上選手を2球で簡単に追い込むと、最後は135キロのスライダーがきれいに弧を描くと、村上選手のバットが空を切ります。そして、サンタナ選手にはカウント2-2から外角低めに152キロのまっすぐで空振りを奪い、2アウトに。最後、強打者のオスナ選手に対しては、村上選手と同じようなコースに135キロのスライダーを投げ、空振り三振と、3者三振で4回をしめました。 阿波野秀幸投手チーフコーチによりますと、この緊急登板は菅野投手が志願したもの。「本来は明日の登板だったけど、本人がチームの想いをもって登板を志願してくれた」と明かしています。 グリフィン投手の頭部に打球が当たったときにはブルペンで調整を行っていたとみられる菅野投手。ベンチ裏からグラウンドに出てくると阿波野コーチと会話していましたが、この時に志願したものと思われます。 SNSでは「菅野かっけぇ」「大エース」という声が多数あがっています。