矢地祐介が急きょ参戦の白川陸斗を返り討ちも「最初危なかった。試合って難しい」【RIZIN】
RIZINの2024年第1弾大会となる「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」が2月24日、初上陸となる佐賀県のSAGAアリーナで開催された。 矢地祐介(フリー)が白川陸斗(JAPAN TOP TEAM)に2Rで一本勝ちを収め連勝を「3」に伸ばした。矢地は当初、RIZINで2連勝中の強豪キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)と対戦の予定だったが、ギョンピョがケガで欠場となったため急きょ対戦相手が白川に変更になっていた。 1R、サウスポーの矢地とオーソドックスの白川。圧をかけるのは白川。白川が右ハイ。矢地はガード。矢地はローを返すも白川が踏み込んで右ストレート。矢地がケージを背負う。矢地が前に出て左ストレートを放つと白川が伸ばした左手の指がアイポークとなり一時中断。再開後、やはり圧をかけるのは白川。矢地は組みに行くと白川がバランスを崩す。矢地が組み付き、ヒザをボディーと顔面に。前手で距離を探りながら矢地が左ハイ。その後も圧をかけるのは白川。矢地はケージを背に回る。白川が右ハイも矢地はガード。そして左ストレートを打ち返す。白川が前に出て大きな右フック。最後まで白川が圧をかけたままラウンド終了。
2R、やはり圧をかけるのは白川。そして右ミドル。矢地も左ミドル。そして組み付く矢地。矢地は足を払って倒すも白川はすぐに立ち上がる。白川が圧。矢地は左ハイ。そして組みに行ってヒザ。しかし白川は突き放す。矢地は片足タックルから足を払ってテイクダウンも白川はすぐに立ち上がる。矢地は組み付き、バックをキープしヒザ。白川が正対すると顔面にヒザ。矢地はがっちりとクラッチし、白川を逃がさずヒザ。ヒザをつかせ、こつこつパンチ。矢地がうまくポジションを取り、白川は立てない。矢地はバックを取り足をかけて白川をコントロール。引き込んで、グラウンドの状態となると残り10秒でスリーパーをがっちり。なんとかこらえる白川だったが、終了のゴング寸前に白川が落ちて、矢地が一本勝ちを収めた。 試合前の公開練習や前々日インタビューなどで、「お祭り男なのになにぬかしとんねん」などと白川に挑発され続けていた矢地だったが、決着後、まだ座ったままの白川のもとに駆け寄り互いの健闘を称え合う。