感覚と結果にズレ 西村優菜は悔しい6戦連続予選落ち
<クローガー・クイーンシティ選手権 2日目◇20日◇TPCリバーズ・ベンド(米オハイオ州)◇6705ヤード・パー72> 西村優菜とうまい棒【写真】 6戦ぶりの予選通過を目指した西村優菜だったが、2バーディ・5ボギーの「75」とスコアを3つ落とし、トータル2オーバーで97位タイに終わった。これで7月から6試合連続で予選落ち。「難しさとミスが重なってしまった」と週末行きを逃し、肩を落とす。 難しいと警戒していたコースでは少しのミスも許されなかった。距離も長く、この日は午後の遅い時間でスタートし、前日とは打って変わって強風がコースを襲った。「難しかった」とか細くつぶやく。出だしの1番から連続ボギー。その後は2バーディを取り返したが、そこから2つのボギーを重ねてしまう。前半だけで2オーバー。苦しい展開で後半に入った。 そのバックナインは1ボギーに抑えたが、バーディはゼロ。「ショットも今週に入ってからは少しずつ良くなってきたんじゃないかなというフィーリングはあったんですけど…。それが気のせいというか、あんまり意味のなかった感覚だったなという感じ」とフィーリングと結果の差が、悲しかった。 「いいバーディパットが打てなかった。かみ合ってもいないし、とにかくまとまっていなかったなという感じでした」。チャンスが少なく、ついても決めきれない。そんなラウンドで気持ちも削られ、自分を責めることしかできない。 次週は昨年大会ではじめて優勝争いを演じ、3位に入った「ウォルマートNWアーカンソー選手権」。春先の好調を取り戻して終盤戦につなげるためにも、もう一度前を向いて戦う。