観光客も満足「名産とか知らずに帰っちゃうので新しい魅力に気づく感じ」マルシェ通じて情報発信 生産者訪ねるツアーも=静岡・富士宮
静岡放送
静岡県富士宮市の朝霧高原周辺では、生産者や事業者が連携し、マルシェなどを通じて、地域の魅力を伝える活動を展開しています。 【写真を見る】観光客も満足「名産とか知らずに帰っちゃうので新しい魅力に気づく感じ」マルシェ通じて情報発信 生産者訪ねるツアーも=静岡・富士宮 富士宮産のニジマスのから揚げに、ご当地グルメの代表「富士宮やきそば」。11月9日に朝霧高原にあるキャンプ場で開かれたマルシェです。 「こういう形でみんながまとまって出店するような場がなかったので、集まることによって魅力を最大限に引き出せるんじゃないか」 (キャンスポ 大塚祐介代表) キャンプやパラグライダーなどが人気の朝霧高原周辺ですが、生産者が個々に情報を発信するには限界がありました。生産者や事業者が連携して情報発信をしようと、2021年からキャンプやスポーツを通じて、地域の魅力を広める「キャンスポ」という活動を始めました。マルシェのほか、自転車で生産者のもとを訪ねるツアーなども開催しています。 <北海道から参加> 「静岡で作っているんですか?」 <富士正酒造 澤田由佳さん> 「静岡で作っています。すぐ近くの5分ぐらい走ったところに蔵元があります」 作り手の顔が見えるマルシェ、お客さんにも好評です。都内から参加した男性は「めっちゃうまいです。鱒が有名なのも知らなかったですし、名産とか全然知らずに帰っちゃうので新しい魅力に気づく感じですね」と満足げ。 大塚代表は「それぞれの人がこだわりを持って商品であったりとか生産物を作っていますので、価値や魅力が伝わるといいかなと思う」と話しています。
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