イチロー先生、日本最高給だった渡米時の貯金は「ゼロ」…自己投資惜しまなかった秘話
日米通算4367安打を記録したイチロー氏(50)=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=が18日までに公開されたSMBC日興証券のユーチューブ動画「おしえて!イチロー先生!リターンズ」に出演した。 授業形式の構成で「貯金ってする意味ある?」という質問に対し、自己投資の大切さを説明した。 12年7月にマリナーズからヤンキースにトレードされた際に「家の中でトレーニングできないと嫌なんで」トレーニング機器を少なくとも5台置く必要があったそう。住宅事情が厳しいニューヨークでそういう物件を探すのは大変で「月々の家賃もとんでもなかった」が、自分への投資だから「思いっきり使った」と話した。 また渡米前は推定年俸5億3000万円で日本最高給だったが「アメリカに行く時、(貯金は)ゼロですからね。本当の話です、これ。だから僕はアメリカで絶対にやらなきゃいけなかったんです。アメリカで結果を出せないイコール、僕の人生はもう、ないも同然です」と当時の秘話を明かした。
報知新聞社