Aile The Shotaが語る、J-POPとカルチャーが交わる新たな場所づくり
BMSGやBE:FIRSTへのシャウトアウトも多い
―そしてEPを締めくくるのが、唯一ゲストを入れずにひとりで歌った「NEBULA」。 「決意」みたいなところですよね。“命を懸けたって”とか。ファンも含めてAile The Shotaを取り巻く愛に向けた曲であり、僕が僕の背中を押すために書いた曲。BMSGやBE:FIRSTへのシャウトアウトも多くて、けっこうサンプリングしてますね。BE:FIRSTの「Grow Up」のリリックがすごく好きで、ずっと支えられているんですよ。それが“Growing up For me/Growing up For you”になっていたり、“Shining one”からヴァースを始めていたり。“変わらないため変わっていくんだって/仲間の言葉に間違いはない”も、日高さんが書いたBE:FIRSTの歌は「仲間の言葉」なので。この曲は僕の深層心理かもしれないです。Aile The Shotaを愛してくれている人が大事にしてくれるような曲にしようとも思ってました。愛、詰め詰めの曲です。 ―昨年12月にやった『Aile The Shota Oneman Live “Epilogue”』では、ファンに対する心の扉がさらに一枚開いた瞬間がありましたよね。 そう、ファン大好きですもん(笑)。“my real fans”のために頑張りたいなと思います。 ―「NEBULA」というのは星雲のことで、Aile The Shotaが「星」で、それを取り巻く仲間やファンを「星雲」と表現されています。これまでも曲の中で「星」を歌ってきたのは、どうしてだといえますか。 Aile The Shotaを、ずっと光ってる星にしたいんですよね。「IMA」で初めて“星”と歌ったのは、音楽をやってる理由の1個が、僕が消えたあとも光っていてほしいからで。音楽って遺産じゃないですか。星みたいに、消えたあともずっと光っていたいなと思います。 ―「omen=予兆」は、アルバムに向けての予兆であり、J-POPSTARに向けての予兆という意味もあると思います。今は、アルバム作りを進めているところですか? そうですね。『omen』を作ったことによって、全曲J-POPじゃなくてもいいかって改めて思ったんですよね。カルチャー色が強いものもしっかり入れてやっていきたいなって。半々くらいの割合にはしようかな。多分、もう何でもいいんですよ。今なら、たとえば一枚の中にJ-POPとYohji Igarashiサウンドを混ぜてもいい流れができるだろうなと思って。あともう少し曲を作ったら全体像が見えてくる気がします。早く聴かせたいですね。ガーデンシアターに向けて、ここで一気にギアを上げていく予定なので、めっちゃ頑張らなきゃなと思います。 Aile The Shota デジタルEP『omen』 配信中 「Aile The Shota Oneman Tour 2024」 2024年7月7日(日)DRUM LOGOS 2024年7月11日(木)仙台Rensa 2024年7月15日(月・祝)名古屋 DIAMOND HALL 2024年7月20日(土)札幌 PENNY LANE24 2024年7月28日(日)なんばHatch 2024年8月2日(金)Zepp Haneda(TOKYO)
Yukako Yajima