来季CL控えるアストン・ヴィラがチェルシーDFマートセン獲得発表…移籍金76億円、2030年までの長期契約締結
アストン・ヴィラは、チェルシーからイアン・マートセンを獲得したことを発表した。 2018年にPSVからチェルシーに加入したマートセン。チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のクラブへの期限付き移籍を経験した後、今季もチェルシーで出番をつかめず、1月の移籍市場でドルトムントへ半年間のレンタルで加入した。すると、新天地でチャンピオンズリーグ(CL)の7試合すべてフル出場して11年ぶりの決勝進出に貢献するなど、公式戦23試合に出場してチームの躍進を支えた。 この活躍に加え、EURO2024でラウンド16進出を果たしたオランダ代表にも招集されるなど注目を集める22歳のマートセンに対しては、ドルトムントが買い取りに動く。しかし、チェルシーが高額な移籍金を求めることから、完全移籍の可能性は低いと予想されていた。 そんな中、アストン・ヴィラがマートセンに関心を示すことが判明。今シーズンのプレミアリーグで大躍進を見せて来シーズンのCL出場権を獲得した同クラブはチェルシーと同選手の移籍について交渉を進めており、先日に合意に至ったことが伝えられていた。 そして28日、アストン・ヴィラはチェルシーからマートセンを獲得したことを発表。イギリス『スカイスポーツ』によると、両者は2030年までの6年契約を結んだ模様。さらに、移籍金は3750万ポンド(約76億円)に上るようだ。