「ゴルフ天才少女」須藤弥勒が300万円パターの提供を受ける「ワールド山内」から太鼓判
史上初めてゴルフのジュニアメジャー4冠を達成し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(12)=ゴルフ5/太陽自動車=は11日、多くのトッププロにパターを提供している「ワールド山内」の山内雄矢社長に実力を認められ、8月以降のツアーデビューに向けて自信を深めたことを明かした。 【写真】すごすぎる!自宅に1000万円超の最新鋭練習場が完成 最新鋭の加工機械・計測器などで正確・精密なモノ作りをモットーとするワールド山内は、パターの製作にも力を入れており、多くのトッププロに同社の「ワールドクラフトデザイン」ブランドのパターを提供している。弥勒には推定総額300万円の特注モデルを提供しており、その縁で、弥勒と山内社長は北海道・札幌芙蓉CCでラウンドを共にした。弥勒は「ジュニアの4大タイトルのうち、2回はワールド山内さんのパターを使って勝ちました。今、3本のエースパターがあり、そのうちの1本です。ボールがとてもいい転がりをしてくれます」とワールド山内のサポートに感謝する。 弥勒と初めて一緒にプレーした山内社長は「潜在能力が高い。まだ、12歳で体ができていないのに飛距離は出るし、球が曲がらない。ショットの精度が高く、パットも上手い。15歳くらいになり、体ができたら、すごい選手になるでしょう」と、その実力に太鼓判を押したという。 4月に中学生となった弥勒は今年の8月6日に13歳の誕生日を迎え、日本女子プロゴルフツアーが定める出場可能な年齢に達する。8月6日以降にレギュラーツアーでデビューが予定されている。弥勒は「多くのトッププロを間近に見ている山内社長に褒められて、ツアーデビューに向けて自信になります」と笑顔で話した。弥勒の父・憲一さんは「冷静に考えて、今季は予選通過できれば最高です。山内社長のお言葉通り、15歳くらいで上位争いができればいいと思います」と明かした。 注目のツアーデビューまで、あと約2か月。「天才少女」弥勒の真価が問われる時が迫ってきた。 ◆須藤 弥勒(すとう・みろく) 2011年8月6日、群馬・太田市生まれ。12歳。1歳からゴルフを始め、東大出身の父・憲一さんの緻密な指導を受ける。17年に大会史上最年少で世界ジュニアに優勝。18年も連覇した。19年にマレーシア世界選手権、21年にキッズ世界選手権、22年6月にジュニア欧州選手権優勝し、ジュニアゴルフ界の4大メジャーを制覇。22年8月に横峯良郎氏に弟子入り。22年1月からアマチュアも無制限でスポンサー収入を得ることが可能になったことで、ダブル所属契約のゴルフ5と太陽自動車をはじめ15社・団体と推定総額3億6000万円以上のスポンサー契約を締結。家族は父、元フィギュアスケート選手でピアニストの母みゆきさん、兄・桃太郎君、弟・文殊君。150センチ、50キロ。
報知新聞社