熱唱するＮＥＷＳ（カメラ・頓所　美代子）

　ＮＥＷＳが１７日、千葉・ららアリーナ東京ベイで全国ツアー「ＪＡＰＡＮＥＷＳ」（８都市１７公演）の最終日を迎えた。最新アルバムの収録曲に加え、代表曲の「ＮＥＷＳニッポン」や「チャンカパーナ」など全２７曲を披露した。 　「原点回帰」と位置づけたライブで、２２年目のＮＥＷＳが爆発した。「ＮＥＷＳニッポン」のＣＤデビューから２１年。増田貴久（３８）が「初心を思い出しながら『日本』をテーマにしました」と語った通り、「日本」をテーマにした最新アルバムを引っさげたツアー。３人が日本をガイドするように進行し、「花火」や「桜」など「和」を意識した演出も。小山慶一郎（４０）が「夢の国（ディズニーランド）を横目に来たと思うけど、ここも夢の国だから」と言った通り、１万１０００人を魅了した。 　グループとしてライブ初開催の会場でも、バンドを引っさげたパフォーマンスは健在。センターステージでファンと共に跳ねたかと思えば、ＭＣでは息の合ったトークを展開。ソロコーナーではそれぞれ歌声を響かせ、「Ｗｅ　ａｒｅ　Ｔｅａｍ　ＮＥＷＳ」ではサプライズで登場したスタッフと共に踊った。「初心」に戻りつつ、これでもかと今の「ＮＥＷＳ」を詰め込んだ。 　ツアー完走した加藤シゲアキ（３７）が「俺たちが、ＮＥＷＳだー」と叫び、「ＮＥＷＳはどうでしたか？　最高でしょ？　ＮＥＷＳが一番でしょ？」と問いかけると、会場中にこの日一番の大歓声がこだました。（田中　雄己） 　加藤シゲアキ「あらゆる楽曲が並んだアルバムを軸に、楽しいアトラクションのようなライブ。みんな、自分、愛していこうよ。これが、自己肯定感です（笑い）。生きていればつらいこともあるけど、僕もこの会場に来る前に締め切りを終わらせてきました」 　小山慶一郎「皆さんの笑顔がたくさん見られて、本当に幸せな時間でした。この日のために頑張ってきたあなた、よく頑張った。自分に、拍手を。これからもＮＥＷＳに寄りかかって生きてください。次、皆と会う時まで、今日ためたパワーで生きてほしいです」 　増田貴久「僕は、ＮＥＷＳの音楽が大好きです。手前みそなんですけど、自分で歌いながら、自分の応援歌として歌っている時があります。『立ち上がれ』と言ったり、『生きろ』と言ったり。どんな時でも皆の何かになれる曲や活動ができたらと思っています」