エミレーツ航空のA350、クウェートとバーレーン1/8就航 前倒しで3路線に
エミレーツ航空(UAE/EK)は現地時間12月31日、エアバスA350-900型機のドバイ-クウェート線、バーレーン線への投入を前倒しし、2025年1月8日から運航を始めると発表した。エミレーツは3日にA350を就航させる計画で、両路線は2路線目と3路線目となる。A350は2008年に導入したA380以来、16年ぶりの新機材となる。 【画像】エミレーツ航空のA350ビジネスクラス A350の座席数は3クラス312席で、新ビジネスクラスが32席(1-2-1席)、プレミアムエコノミークラスが21席(2-3-2席)、エコノミークラスが259席(3-3-3席)。1路線目のドバイ-エジンバラ線には、3日から週7往復(1日1往復)投入する。 クウェート線の運航スケジュールは、クウェート行きEK853便がドバイを午前1時25分に出発し、午前2時15分着。ドバイ行きEK854便は午前3時40分にクウェートを出発して、午前6時25分に到着する。 バーレーン線は、1日3往復のうちEK837/838便とEK839/840便に投入。バーレーン行きEK837便はドバイを午前8時20時に出発し、午前8時40分着。ドバイ行きEK838便は午前10時にバーレーンを出発して、午後0時15分に着く。A350による2便目となるEK839便はドバイを午後4時に出発し、午後4時20分に到着する。ドバイ行きEK840便は午後5時45分にバーレーンを出発して、午後8時にドバイへ戻る。 エミレーツは65機のA350-900を発注済み。当初は今年9月15日からドバイ-バーレーン線への投入を計画していたが、受領が遅れたことで延期となった。
Tadayuki YOSHIKAWA