大谷亮平 スポーツ番組を見て“キュン”!「昔に比べて泣くように」
バレーボールの試合出場が励みに!「動ける若手でい続けたい」
――役柄にちなみ、大谷さんが“守りたいもの”を教えてください。 小学校4年生から続けていて、やっぱり楽しいので、バレーボールをする時間は守りたいです。 ――試合に出たりもしているのですか? そうですね。ただ、体調面などいろいろ考えながらなので、年1回も試合に出られない時もあって。貴重な試合で力を発揮するために、体づくりをしているとも言えます。 やっぱり、体力が落ちて「動けなくなったよね」って言われるのは嫌なんです。そうは言っても、昔に比べてちょっとずつ動けなくなっているんですけど(苦笑)。 “バレーボールをする時間”と“バレーボールで動ける体”を守り抜きたいです。 ――2023年は試合に出られましたか? 何試合か出ました。試合に出ると、すごく励みになります。 僕は今43歳で、40代以上が対象のシニア枠のチームに入っているんですが、そのなかだと若手なんですよ。50代のチームメイトもいて、試合の翌日は朝から出勤という方も多いです。 皆さん「体が痛くて、月曜は仕事にならない!」と言いながらも、楽しく続けているところがいいなと思って。そうやって、50代の方がボールをバンバン打っているのを見たりすると、勇気づけられるんですよね。こういう世界も楽しいなと思いますし、だからこそ、チームでは“動ける若手”でい続けたいです。 ――本作で大谷さんが演じるフランクは、“キュン”とする女性ファンも多い人気キャラクターです。大谷さん自身が、最近キュンとしたことはありますか? スポーツ系の番組をよく見るのですが、昔に比べて結構泣くようになりました。…これは“キュン”になりますか(笑)? 高校生のドキュメンタリーや学生駅伝は、ほぼ見ています。10代の、あの純粋な頑張りには、グッと来るものがありますね。 僕たちが学生の頃は、スポーツ界全体がまだ“しごき”の時代で、言われたことはやらざるを得ない空気がありました。でも今は“自分たちで率先して頑張る”という考え方に変わってきていると思うので、彼らの前向きな姿にすごく心を打たれます。 ――最近観戦して、特に印象に残っているものを教えてください。 最近だと、マラソンや駅伝を見ました。なかでも「予選会」がたまらないんですよ。上位10チームまでは本戦に出られるけど、11位以下は出られないなど決まっていて、最後の1枠をかけた10位発表の瞬間はドキドキします。 それに、レース後のインタビューで言い訳をしない選手が多いところも、すごいと思います。走り続けてしんどい状態だと思うのに「今まで支えてくれた皆に感謝しています」とか、周りを気遣う言葉が出てくる。そういう純粋な心が、素晴らしいと思います。 ――最後に、作品を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。 今回は、コロナの禍の行動制限も解けてきたので、多くの方が、より気軽にご来場いただけると思います。歌、ダンス、そしてラブストーリーも楽しめる、パワフルなミュージカルなので、ぜひ劇場へお越しください。 撮影:島田薫 ヘアメイク:MIZUHO(VITAMINS) スタイリスト:川崎剛史
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