猛暑対策、イオンモール熊本に避難を 嘉島町が「クーリングシェルター」指定
嘉島町は23日、住民らが涼しい施設で猛暑から身を守る「クーリングシェルター」に、町内のイオンモール熊本を指定した。地域住民に、買い物がなくても立ち寄るよう呼びかける。 4月施行の改正気候変動適応法で、市区町村に冷房設備がある公共、民間施設の指定を促している。 町内1カ所目の指定施設として町が協力を依頼。熱中症特別警戒アラートが発出された際などにイオンへ情報提供する。 この日、町役場であった協定締結式で、鍋田平町長が「熱中症対策は必要不可欠で協力に感謝する」、イオンモール熊本の瀬野幸一郎ゼネラルマネージャーは「地域の方々が猛暑を乗り切れるよう尽力したい」と述べた。(河北英之)