障害のある人にも野球を楽しんでもらおうと巨大な野球盤を使った「ユニバーサル野球」の体験授業が福山市で開かれました。 １７日、福山市にある県立福山北特別支援学校の体育館に設置されたのは、縦横およそ５メートルの巨大な野球盤です。 これは障がいのある人、そして、性別や年齢を問わず誰でも「野球」楽しむことができる「ユニバーサル野球」です。 １７日は広島東洋カープＯＢの天谷宗一郎さんが参加し、生徒およそ８０人と「野球」をプレーしました。 ユニバーサル野球では紐をひっぱるだけでバットをスイングできたり車いすに座りながらプレイできるなど誰でも楽しめることができる工夫が施されています。 参加者がみごとな打撃を披露すると周囲から歓声があがっていました。 【広島東洋カープＯＢ・天谷宗一郎さん】 「カープが球団として手伝ってくれているので、もっともっと広まってほしいと思いますし、それが野球に限らず、たくさんのスポーツ、そういったところに広まってもらったら元スポーツ選手として、すごくうれしく思います」 このユニバーサル野球を使った授業は１７日から３日間、福山市内の５つの学校で行われます。