（写真：群馬テレビ）

外国にルーツを持つ高校生が群馬県内の企業でインターンシップを体験し、学んだことや将来の夢などを発表しました。 県と特定ＮＰＯ法人カタリバでは、外国にルーツを持つ高校生が日本社会との繋がりを持ち、将来について考えるきっかけにしてもらおうと、多文化共創担い手育成事業「Ｒｏｏｔｓインターン」を去年から実施しています。 今年度は、太田フレックス、玉村、伊勢崎工業の定時制に通う高校生９人が参加し、８月に県内の企業で１日インターンシップを体験しました。１９日に県庁で行われた報告会には８人の生徒が参加し、農業や介護、ものづくりなど県内企業で学んだことを発表しました。 日本とフィリピンのハーフで５年前に来日した椎名ヒロカズさんは、「沢山の人と関わることで知識が増えた」「思い通りに行かなくても諦めないことの大切さを学んだ」と話しました。 発表が終わると生徒には、インターンシップの修了証が手渡され、会場に訪れた学校の関係者などからはあたたかい拍手が送られました。