カルビー「堅あげポテト」の「日本を愉しむ」が第6弾で区切り 集大成で再現したのは戦後70余年姿を消していた幻の江戸味噌
味噌独特の香りがなく高い汎用性を持ち合わせているのが特徴。 「甘み・旨み・塩味のバランスがちょうど良く、他の調味料は必要ない。そのままで蕎麦つゆにもなる。鍋にしても何にしても江戸味噌を入れるだけで、甘みも旨みも塩味もちょうどいい具合になり、味噌の可能性を広げる役割を持った味噌」と胸を張る。 米麹をたくさん使用する贅沢さゆえに戦時には製造禁止とされ、以来製造が途絶えていた。復刻したのは約10年前。河村社長が会社近隣の小学校から味噌の授業の依頼を受けたことがきっかけとなった。 「たまたま味噌の技術書が出てきて、江戸味噌と書いてあるのを発見し、いろいろ調べたところ、本来の味噌はこれだと確信にいたった」という。 橋渡し役を担った三國シェフは、ポテトチップス「幻の江戸味噌味」について「味噌の風味と厚みのある味わいにこだわりながら、数カ月にわたる試食と改良を経て納得のおいしさに仕上がった」とコメントする。