スリップ事故173件発生14人ケガ…富山県の大雪警報は注意報に 山間部は24時間で40cmの降雪予想
富山テレビ放送
今季、最強寒波の影響で、県内全域に出されていた大雪警報はけさ、解除されましたが、山間部では10日夕方まで、まとまった雪に注意が必要です。 気象台は午前8時すぎ、県内全域の大雪警報を注意報に切り替えました。 11時現在の積雪は、富山市19センチ、高岡市伏木21センチ、猪谷74センチなどとなっています。 この雪の影響で、あいの風とやま鉄道で始発から一部の列車に遅れ、JR高山線で特急の運休がでましたが、現在は、富山地方鉄道、JR各線を含め、通常ダイヤに戻っています。 県警によりますと、県内で10日午前8時半までに発生したスリップ事故は、173件で14人がけがをしています。 道路の状況ですが、能登半島地震の被害で仮設道路となっている国道359号線の小矢部市と石川県境の約10キロの区間が、9日午後5時から通行止めとなっていましたが、先ほど解除されました。 一方、東海北陸自動車道の一部区間が通行止めのため、富山と名古屋を結ぶ高速バスが終日運休となっています。 このあと予想される24時間降雪量は平野部が15センチ、山間部が40センチで、特に山間部で、10日夕方までまとまった雪に注意が必要です。
富山テレビ放送