党首クラス続々沖縄入り 沖縄で何を訴えた?
沖縄テレビ
今月27日に投開票される衆議院選挙は24日から3日攻防に入りました。これまでに各政党の党首クラスが続々と沖縄入りしました。それぞれ沖縄で何を訴え支持を呼び掛けたのでしょうか。 今月19日、那覇市に入ったのは石破総理の右腕自民党の森山裕幹事長です。「沖縄の発展のため」と支持を呼びかけました。 森山裕幹事長「まさに沖縄の4人の人たちは自民党の中で大事な仕事をしてくださっている人たちであります。沖縄が日本の経済を引っ張っていけるそういう時代を作っていただきたいのです。」 立憲民主党の辻元清美代表代行は豊見城市で開かれた集会に参加しました。 辻元清美代表代行「石破さんねもうちょっとましだと思いました。」 辻元代表代行は物価高で国民生活が苦しくなる中、裏金で私腹を肥やした自民党は、国民に目を向けた政治をしていないと批判しました。 日本維新の会の馬場伸幸代表は石垣市を訪れ、離島の振興や国民の所得を増やすと訴えました。 馬場伸幸代表「東京にずっといる国会議員じゃなくて石垣や本島や離島や色んなところのことを良く分かっている。それぞれの島でいろんな課題がありますから十分わかっている人間でないと対応出来ません。」 共産党の田村智子委員長は那覇市で街頭に立ち「自民党は、裏金問題に向き合っていない」と批判しました。 田村智子委員長「裏金だ組織的犯罪だと党首討論で言いますとこの事実さえもごまかそうと躍起になっているのが石破総理です。行き詰まりの自民党政治もう変えなければ希望は見えてまいりません。」 社民党の福島瑞穂党首は公示日に浦添市で演説し「教育や福祉政策を充実させる」と訴えました。 福島瑞穂党首「うなぎ上りの青天井それが軍事予算ですだから医療介護教育福祉それらの予算が圧迫をされています。生活者の声を聞かないそんな政治を変えていこうではありませんか。」 れいわ新選組の山本太郎代表は玉城知事を支えるオール沖縄勢力について「歴史的役割は終えた」と述べ、新たな政治を生み出すべきと訴えました。 山本太郎代表「辺野古の新基地一点でスタートはそれでいいでしょう。でも今はフェーズが大きく変わっていますよ。先島が沖縄が軍事要塞にされるという危機がここまで迫っている所で選挙互助会として機能するという事に関して私たちは認めることが出来ません。」 参政党の神谷宗弊代表は22日、那覇市の集会に参加し「東アジアの地域の安定のために日本が果たす役割を考えなければならない」と訴えました。 神谷宗弊代表「いま世界情勢本当に混沌としていますよ特に日本の中でも沖縄は最前線ですよ。我々は絶対に巻き添えになってはいけないし喧嘩が始まらないようにいち早く動いて止めていく。」 3日攻防に入り県内では27日の投開票まで激しい選挙戦が繰り広げられます。
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