【山口】総合化学メーカー「東ソー」 二酸化炭素を回収し原料化する設備を導入
山口朝日放送
地球を取り巻く環境問題に対応します。周南市に事業所を置く総合化学メーカー「東ソー」は、二酸化炭素を回収する設備を新たに導入しました。 「東ソー」では現在、年間で約800万トンの二酸化炭素を排出していて、2030年までに250万トンを削減することを目標にしています。南陽事業所の新たな設備では、二酸化炭素を回収して自動車のシートや冷蔵庫の断熱材などの原料にするということです。 【東ソー 桒田守 社長】 「ここでCO2を回収する量は約4万トン。まだまだ数パーセントにしかならないんですけれども、これを足掛かりに社外への技術展開も含めて、社会貢献できるんじゃないかと思います。」 「東ソー」は二酸化炭素を資源として有効活用することで、カーボンニュートラルの実現につなげたいとしています。