高橋ヒロム、2年ぶり5度目の「BOSJ」制覇へ決意「攻略本、作るのやめました!自分を信じてみたい」…5・11千葉開幕前日会見
新日本プロレスは10日、東京・上野の飛行船シアターで11日に千葉・YohaSアリーナで開幕する「BEST OF THE SUPER Jr.31」の開幕前日会見を公開で開催した。 今年の「BOSJ」は全20選手がA、Bのブロックにわかれてリーグ戦を行う。6・3後楽園ホールでAブロック1位とBブッロク2位、Bブロック1位とAブロック2位が、時間無制限1本勝負で準決勝で戦い、6・9大阪城ホールで時間無制限1本勝負で優勝決定戦を行う。 公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。また、各ブロックで1位と2位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定。2位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。 歴代最多の4度優勝を誇る高橋ヒロムは「一つだけ、先に聞きたいことがあります。ぜひ目をつむっていただけますか? 目を閉じてください、目を閉じてください……。本心で手を挙げてください! 高橋ヒロムの『BEST OF THE SUPER Jr.』、5度目の優勝を、本気で優勝してほしいと思ってる人は手を挙げてください」と問いかけ、場内を見回してから「そのまま目を開けてください……。そんなにいねえな、オイ!。思った以上にいなかったぜ! まあね、そういう感じでそっちが来るんだったらね、こっちもそういう感じでいきますわ! オレは逆に優勝したくなったわ! 逆に優勝してね、いま手を挙げなかった人たちをちょっと見返してやりたいと思っちゃいました!」と2年ぶり5度目の優勝へ意欲を見せた。 さらに「今回ですね、ちょっと一つみなさんに謝らないといけないことがありまして、攻略本を作ってません! 攻略本、作るのやめました! もちろん、わかります。攻略本、楽しみにしてたことでしょう。でもやめました。なぜかというと、攻略本を作ったせいで、4度の優勝、3連覇までしてしまった。オレは単純にあの攻略本の効力、威力というのをすごく感じてしまって、怖くなってしまったんですよ」とし「そして何より、みなさんご存じのとおり、高橋ヒロム、絶不調です! シングルマッチ、今年まだ一度も勝ってません。これはね、大問題なんですよ。オレはね、自分をちょっと信じてみたいなと。自分を信じたいんですよ。だからあの、高橋ヒロムという人間を、あがめようかと思って、こういうかたちでね、写真をご用意しました。なので今回、攻略本はございません。高橋ヒロムを一度、信じてみよう、自分の実力を信じてみようと思って、今回5度目の優勝を狙いたいと思っています」と宣言した。 続けて「別ブロックになるんですけど、HAYATA選手のインタビュー記事を読みました。高橋ヒロムに対する思いというか、そういうものを見ました。AMAKUSAレベルと言われました。それは褒めてくれてるんでしょうか? それを聞いてみたいなとも思いました。あと、デスペラード選手のインタビュー、読みました。決勝ではやりたくないと。オレだってやりたくない! むしろね、デスペラードとの戦いは、オレはね、オリンピックに一度くらいでいいと思ってる。4年に一度でいいと思ってます。オレもデスペラードには上がってほしくない。でも、大阪城のメインイベントに出て、優勝するのはこのオレだ! よろしくお願いします!」とメッセージを送った。
報知新聞社