長崎県知事の政治資金問題「未熟さゆえ、県民にご理解いただけなかった」…記者会見で1年振り返る
官公庁や多くの企業で仕事納めとなった27日、長崎県の大石知事は年内最後の定例記者会見を開いた。自身の政治資金問題が取りざたされた1年を振り返り、「未熟さゆえ、県民にご理解いただけなかった」と話した。 【写真】長崎スタジアムシティ開業、長さ5kmのテープカット
来年2月には県議会全員協議会が開かれる。選挙コンサルタントが出席するかどうかが焦点で、「私から協力をお願いすることも検討したい」と述べた。
また、国家戦略特区(通称・連携絆特区)の指定などを踏まえ、今年を表す漢字に「絆」を挙げた。来年は子ども関連施策や経済対策に力を入れるとした。
一方、今年は日本原水爆被害者団体協議会(被団協)がノーベル平和賞を受賞し、被爆地の長崎市も注目を集めた。長崎スタジアムシティ開業もあり、鈴木史朗市長は取材に「明るい話題が続いた」と総括。被爆80年に向け「世界に平和の尊さを発信したい」と語った。