リベンジ誓う海人が「覚悟は決まっている。必ず勝つ」。ペットモラコットは「判定まではやらない。倒す」【SB】
シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.2」(4月13日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月12日、都内で行われた。 メインイベントの「SB世界スーパーウェルター級タイトルマッチ(70.0kg契約)」で初防衛戦に臨む海人(TEAM F.O.D)は69.7kg、挑戦者の元ONEムエタイ世界フェザー級王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)は70.0kgでそれぞれ規定体重をクリアした。 2人は2月に行われた前回大会でノンタイトル戦で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、ペットモラコットが判定勝ちを収めている。今回は海人の持つ王座をかけてのダイレクトリマッチ。前回は3Rだったが今回は5Rで行われる。 計量後に行われた会見で海人は「前回負けているので、借りを返して絶対にリベンジする。必ず勝つ。前回、負けていた場面ではしっかり勝ちしいくし、勝っていたところはもっと圧倒的に勝てるように仕上げてきた。どのラウンドも僕だけの印象を残して、相手に何もさせないで、最後は倒し切りたい」と勝利を誓った。
ペットモラコットは計量の際、恐る恐る量りに乗り、クリアすると安どの表情を浮かべたのだが「今回は(減量が)ちょっときつかった。70kgぴったりでよかった」などと明かした。そして「今回は投げありなので、練習してきた。投げられそうだったら投げたい」とSBルール特有の投げにトライする姿勢を見せた。 これに対して海人は「投げないです。前回負けたことをしっかりやり返して勝ちたいと思っているので打撃で行く。前回、投げられていたら投げ返したろと思うが、今回に関してはそもそも投げられないし。投げられようとされても投げようとはしない」と打撃勝負。 また海人はこの間、タイに渡り、ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者のスーパーボンのもとで練習してきた。「教わったことを日本に帰ってきてからもしっかり練習してきた。完璧に出す自信がある」と語る海人にペットモラコットは「問題ない。明日、SBのベルトを持って帰る」とさらり。