【日本代表】「僕の一番の特徴はゴール」と言い切る小川航基。「プロとして序列を上げられるようにアピールしている」
日本代表は18日、中国・廈門白鷺スタジアムで北中米ワールドカップ・アジア最終予選の中国戦へ向け、練習を行った(試合は日本時間19日・21時開始)。インドネシア戦から中3日での試合となるが、1トップで先発すると予想される小川航基は出場へ強い意欲を示し、自らのゴールでチームに貢献したいと話した。 【動画】日本代表、中国戦へ向けた前日練習の模様
上田が結果を出してきたのは理解している
現在の代表でFWのファーストチョイスである上田綺世はケガのために今回の活動は不在。ポジションを争う立場にある小川航基にとってはある意味でチャンスだ。 「(上田が)チームの発足時からしっかり結果を残してきて、得点も取っているのはもちろん理解しています。ただ僕も使ってもらえれば結果を残す自信があるし、自分の中ではやっぱり『自分だ、自分だ』と常に思っているので。チョイスするのはもちろん監督ですし、しっかりとその中で自分の立場を受け入れて、それでプロ選手として序列を上げていけるように常にアピールすることに尽きると思います」 インドネシア戦で最終予選初先発を果たした小川は先制点の場面でらしい動きを見せた。記録はオウンゴールになったものの、鎌田大地のクロスにタイミングよく飛び込んだ。 「しっかりとゴール前までボールを持って来られる選手たちが、やっぱりクオリティーの高い選手たちがそろっているので、自分はゴールを取るところに集中できる。 それでああいったシーンを生んだと思っているし、しっかりとあの場所に入って、(ボールを)押し込むというところも、フォワードの最も重要なところだったと思う。次の試合もそういう動きを意識しながらやっていきたい」 中国戦も完全アウェーとなることが予想されている。インドネシア戦から中3日での試合となるが、小川は出場に向けて強い意欲を示した。 「サウジアラビアでもそうですし、インドネシアでもそうですし、超満員のアウェーの中で、みんながしっかりと技術を発揮してこういう勝ち方ができているというのは、やっぱり真の強さを持っているからだと思う。今回も超満員のアウェーが予想されますけど、 自分たちの力を信じてしっかりとやれば、何の問題もない。まずは先制点しっかり取れればと思います」 年内最後の代表戦。勝利はもちろん、内容面も満足いく形で締めくくりたいところ。小川にとってはそれはゴールを決めるということになる。 「チームの助けになること。チームがうまくいくためにしっかりと前線で体を張るところももちろんそうですし、でも1番はやっぱりゴール。それが僕自身の一番の特徴だと思っているので」 2節のバーレーン戦、3節のサウジアラビア戦に続き、最終予選で自身3点目となるゴールを記録し、勝利の使者となれるか。背番号19のプレーに、注目だ。
サッカーマガジンWeb編集部