櫻坂46 全国ツアー完遂!! ファイナルは東京ドーム 進化が止まらない櫻坂46のツアー集大成
アンコールは今ツアーの見どころのひとつでもある、三期生による「Anthem time」と一、二期生による「ドローン旋回中」が交互に披露されるスペシャルアレンジからスタート。一部メンバーはトロッコに乗ってアリーナを回遊し、手にしたタオルを頭上高くでくるくる回しながら、オーディエンスと再び一体感を作り上げていく。その流れは、続く「Buddies」にも引き継がれ、楽曲が持つポジティブなパワーと比例するように目一杯明るくなった会場で、メンバーとBuddiesとの絆を確かめ合った。 その後のMCでは、15日公演に発表された8月23~25日開催の『9th Single BACKS LIVE!!』に続いて、11月23日&24日にZOZOマリンスタジアムにて『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』の開催がサプライズ発表され、会場は歓喜の声に包まれた。
2公演を無事終えた森田は「2年前(の東京ドーム)より少しは成長できた姿をお見せできたんじゃないかなと思います。改めてBuddiesになってくれて、出会ってくれて本当にありがとうございます」と感謝を伝え、中嶋は「私にとってこの場所は、大好きな櫻坂46のライブをお客さんとして最後に観た場所なので、こうして皆さんとライブができていることをうれしく思います」と口にする。そして、山﨑は「みんなでいろいろ乗り越えてきたツアーで、最後にこの東京ドームでライブをできたことがすごくうれしいです。でも、まだまだ上があると思って私たちは活動しているので、Buddiesの皆さんもその大きな大きな愛で私たちのことを応援してほしいですし、もっといろんな素敵な景色をこれからも観にいけたらと思います」と力強く宣言。さらに、キャプテンの松田も「出会ってくださったからには、絶対に皆さんのことを幸せにしますので、これからも櫻坂46についてきてくださったらうれしいなと思います」と呼びかけて、サクラピンクに染まった客席を前に、正真正銘のラストナンバー「櫻坂の詩」を歌唱して、2度目の東京ドーム2DAYS公演を大成功のうちに終えた。 来週にリリースを控えた9thシングル『自業自得』を筆頭に、この夏には数々のロックフェスに出演。その後も『9th Single BACKS LIVE!!』や『4th YEAR ANNIVERSARY LIVE』など、櫻坂46はこのあともさまざまな活動の場が控えている。この東京ドーム公演が到達点ではなく、続く未来への通過点としてさらに進化した姿を見せてくれることに期待したい。 (文/西廣智一) 2024.6.16(SUN) 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム セットリスト 00. Overture 01. 何歳の頃に戻りたいのか? 02. 泣かせて Hold me tight! 03. 恋が絶滅する日 04. 摩擦係数 05. Nobody’s fault 06. Cool 07. Dead end 08. 桜月 09. 流れ弾 10. 何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう 11. 恋は向いてない 12. 真夏に何か起きるのかしら 13. 心の影絵 14. 油を注せ! 15. 静寂の暴力 16. マンホールの蓋の上 17. BAN 18. 承認欲求 19. Start over! 20. 自業自得 <アンコール> EN1. Anthem time・ドローン旋回中 EN2. Buddies EN3. 櫻坂の詩