月ごとに龍大きく初辰(発達)御朱印 富山・多久比禮志神社 お参り続け「前向きに」
富山市塩の多久比禮志(たくひれし)神社は龍が月ごとに大きくなる「初辰(発達)御朱印」の授与を始めた。林貞文禰宜(ねぎ)が祈りが神に届いているいることを表現しようと企画し、今月は7~19日に頒布(はんぷ)し、8カ月かけて完成する。林禰宜は「お参りを続けて、大きくなる龍を見て、前向きな気持ちになってほしい」としている。 御朱印は、多久比禮志神社で今年1月から毎月行っている心身や事業の発達を願う「初辰祭」にちなんでつくられ、8段階で龍が進化する。 金色で「縁」と書かれた1枚目から始まり、神社のある地名でもある8枚目の「塩」で終わる。最後の「塩」まで集めると、次は銀色の文字で「縁」から再度集めることができる。 初穂料は500円で、全8種類。最速8カ月で完成する。毎月1~2の辰の日の13日間頒布しており、11月は12~24日。 多久比禮志神社は672年に創建され、突如現れた国魂神とされる老人の言う通り、神通川近くの泉を煮詰めると塩が取れたという伝説が、創建や地名の由来となっている。