別府市春木川パークの人工芝グラウンドオープン 式典に元日本代表の本田圭佑さんも参加 夜間照明完備「幅広い年齢層が交流を」
春木川パーク(大分県別府市汐見町)のサッカー・フットサル用人工芝グラウンド(約3千平方メートル)が7日、オープンした。式典やエキシビションマッチがあり、サッカー元日本代表の本田圭佑さんが参加して花を添えた。夜間照明を完備し、幅広い時間帯・世代の利用を想定している。 一帯は未開発の公園用地だった。市は2022年、事業者のミネルバ(同市)と基本協定を締結し、民設民営「パークPFI」方式で整備してきた。 式典で後藤力・ミネルバ会長、長野恭紘(やすひろ)市長があいさつ。市出身で元Jリーガーの鴨川奨・ミネルバ社長はゲートボールやヨガといった利用法も示し「幅広い年齢層にコミュニケーションを取っていただければ」と抱負を述べた。
本田さんは鴨川社長と名古屋グランパスエイトで一緒だった縁で来場。真新しいピッチでのミニゲームに加わり、大勢の観客を沸かせた。 グラウンドはジュニアサッカーなら1面、フットサルなら3面が取れる広さ。建物の屋上に設置する特殊な構造で、1階部分はディスカウントストア「ダイレックス」が入る。国道10号を挟んだ東エリアは昨年1月に先行オープンしている。 パークPFI方式による市内の公園整備は別府公園、鉄輪地獄地帯公園に次ぐ3カ所目。上人ケ浜公園(上人ケ浜町)でも工事が進んでいる。