仲里依紗再登場も…暗雲がたちこめる理由とは…? NHK朝ドラ『おむすび』、一方、ネットを沸かせた新キャラは?
橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第41話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】 【写真】仲里依紗再登場も…暗雲の理由は? 貴重な未公開写真はこちら。NHK朝ドラ 『おむすび』劇中カット一覧
真紀ちゃんをめぐる問題が再び…。
結(橋本環奈)が新生活に慣れ始めた1ヶ月後、突然歩(仲里依紗)が神戸に帰ってくる。糸島で別れてから実に3年以上が経過していたが、その間歩は、古着バイヤーとして世界中を飛び回っていた。 後日歩は、古着屋で働くギャル友達のチャンミカ(松井玲奈)と再会する。チャンミカは、真紀ちゃんのお墓参りに行く歩に「よろしく言うといて」と伝えて送り出した。しかし、歩はお墓でバッタリ鉢合わせた孝雄(緒方直人)に、「もうここには来んといてくれ」と、花を突き返されてしまう。 一方結は、本格化してきた専門学校での授業に苦戦しながらも、沙智(山本舞香)を除くJ班のクラスメイトと仲良く過ごしていた。しかし、沙智が目指すスポーツ専門の栄養士は、必要性が認知されているわけでなく、実力以上に運やコネが必要であることを知る…。 仲里依紗が再登場して幕を開けた『おむすび』第9週。歩は会話のところどころに英語を挟んでくる“海外かぶれ”になっていたが、締めるところは締め、真紀ちゃんのお墓参りに行くシーンでは視聴者の心をグッと掴んでいた。 Xには、「『oops!』『ちょいちょい英語挟むん止め』ツッコミどころ満載だが家族揃っての食卓イイね」「月曜からいきなりナベさんの歩拒絶シーンがあると思ってなかったよ」「ナベさんの中では真紀ちゃんは中学生のままだもんな…」「ナベさん、真紀ちゃんの為に持って来た花を歩に突き返すのはダメだろ。」「純粋な拒絶」など、阪神・淡路大震災から時間が止まってしまったナベさんとの確執に心を痛める視聴者による投稿が寄せられていた。 また、スポーツ専門の栄養士を目指す沙智が直面する厳しい現実も描かれた。「サッチン、就くの知識や努力だけじゃなく運やタイミングや諸々が絡む職業目指すしんどいね…」「智はスポーツ栄養士になるための人脈作りは苦手かも」「サッチンが目指す道は厳しすぎる。」など、沙智の行く末を心配する声も多く寄せられた。 さらに第41話では、松井玲奈演じるチャンミカの登場に湧く視聴者も。 「松井玲奈登場」「ギャルな玲奈ちゃんめちゃくちゃいいな~!」「松井玲奈キターッ!」といった投稿に加え、専門学校の先生として、『おむすび』のOPダンスの振り付けを担当したTAKAHIROも登場。「松井玲奈より先にまさかTAKAHIRO先生の方が先に出てくるとは」「我等がTAKAHIRO先生まで来たーっ」「そして学校の場面では振付師のTAKAHIROさんが先生として登場。オープニングの結の振付をされてたと知り驚き。そうだったのね~」など、視聴者にとって嬉しいサプライズだったようだ。 ジェットコースターのようにアップダウンな急展開が続く『おむすび』。「支えるってなんなん?」と題した第9週は我々にどんな景色を見せてくれるのだろうか。 (文・野原まりこ)
野原まりこ